わたしがネントレをやめた理由

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生まれたばかりの息子が夜なかなか寝てくれなくて早々にギブアップしたくなった私。
何か解決策はないかと調べた挙句、たどり着いたのがネントレでした。

色々試行錯誤しましたが結果的にはネントレ成功とならず。
今(息子5ヶ月)はまず布団に寝かせてトントンしたりしながら様子を見て、寝れないようなら抱っこで寝かしつけるという形に落ち着きました。

そんな私がネントレにチャレンジし断念するまでを書きたいと思います。

ayame
少しながくて暗めの話ですが、よければ読んでください

 

もくじ

ネントレしようと思ったきっかけ

まだ新生児の頃、夜中に泣き叫んで寝れないことが増えていった息子。

そんな息子を抱っこしながら家中を徘徊する日々が続き、育児は大変と分かっていたつもりでしたが、この時初めて想像以上の大変さを実感しました。

日々精神的に削られていく中で「このままじゃもたない」と思いネット検索したところ”ネントレ”という言葉にたどり着きました。

そこには赤ちゃんが自分で寝られるようになる”セルフねんね”なるワードがあり、「トレーニングすれば寝れるんだ」と、さっそく本を買いました。

 

滑り出しは順調だった

”ネントレ”についてはネット上にも多くの情報がありますが、一貫しているのは

生活リズムを整える

朝は太陽の光をしっかり浴びさせて昼夜の区別がつくようにする

ということです。

生活リズムを整えていくことで徐々に夜も落ち着きはじめ、夜中のだっこ徘徊が必要なくなりました。

また本には月齢ごとの1日のスケジュール見本が載っていて、0~1ヶ月の期間は昼寝こそしないものの夜は見本通りの睡眠時間&授乳でした。

教科書通りだったのでネントレはこのまま順調に進んでいくものだと安心しきっていました

 

朝のルーティン化

朝のルーティンはこのような感じです。

大体6時~6時半に目覚める

寝室の電気をつけて「おはよう」と声かけ

リビングに移動

抱っこで外の景色を見せながらその日天気や予定などを話しかける

リビングに寝転がらせて自分の身支度

ガーゼで息子の顔を拭き、全身にクリームを塗ってお着替え

今はネントレをやめましたが、生活リズムを整えることは良いことだと思うので、ルーティンは今でも続けています。

我が家は寝室に朝日が入りにくいので、朝は電気をつけて部屋を明るくすることにしました。

本当は朝日を浴びて自然と目覚めるのが良いようなので、疑似朝日として起床時間に電気をつけるようにするつもりでしたが、息子は起床時間よりも早く起きてしまいます。

しょうがないので起きたら電気をつけて「おはよう」と声をかけるようにしました。

 

夜のルーティン化

夜も同じようにルーティン化した流れを続けています。

17:30 片側だけ授乳

18:15 お風呂

18:30 寝室でライトだけつけて授乳

19:00 就寝

19:00に寝かせていると言うと「早すぎじゃない?」と言われることもありますが、息子を夜起こしておくメリットが特に見当たらないし、寝た後に夫婦でゆっくりご飯を食べたり自分たちの時間を過ごせるので良いと思っています。

デメリットとしては夜の外食がむずかしい、平日に夫と息子が触れ合う時間がほとんどないというくらいでしょうか?

ときどき休日にお出かけして遅くなってしまうこともありますが、基本は19時に寝かせることにしています。

[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]追記
息子が成長するにつれ私の体力が夕方まで持たなくなってきたこと、寝かしつけの授乳後に覚醒することもあり現在(9ヶ月)は19時半~20時就寝になりました

 

お昼寝の寝かしつけで苦戦

夜はスケジュール通りに寝てくれたものの、昼は全然睡眠時間が足りていない状態だったので「なんとか長く寝かせないと!」と思っていました。

2ヶ月の頃からお昼寝で抱っこせず、横で一緒に寝転んでトントンで寝かせることに挑戦し始め、上手くいけば泣きながらも40分くらいで寝てくれるようになった息子。

しかしほとんど30分ですぐに起きてしまうので、どうにか睡眠時間を稼ごうと起きたらまたトントンしたり抱っこしたりして、なんとか寝かせようと必死でしたが全く寝てくれず。

同時にこれだけ時間をかけて寝かせてもすぐに起きてしまうことにガックリしてしまいました。

「どうせ短時間しか寝ないなら抱っこではやく寝かせる方が良いのでは?」と思い、2ヶ月の時点でネントレは中断しました。

苦戦するお昼寝とはうってかわり、夜はおしゃぶりを使ってだんだんと抱っこなしで寝てくれるようになっていきました。

 

息子4ヶ月で本格的にネントレ開始

一度中断したネントレでしたが、毎日の生活リズムは安定しているし昼夜の区別もしっかりついてお昼寝も日によっては長く寝られるようになってきたので本格的にネントレに取り組むことに。

4ヶ月の記録にも書きましたが、私が実施したのは↓の方法です。

〈私が実施したネントレ〉

  1. 布団に寝かせてトントン+子守唄
  2. 泣きが激しくなってきたら一度抱っこをして落ち着かせてからまた寝かせる
  3. 1.2.を繰り返してもダメなら一度息子から離れて深呼吸→また1から

 

https://ayamelog.com/4month/

 

尋常じゃないくらい泣く息子

最初のうちはグズグズ泣きながらも頑張って寝てくれていた息子。

しかし日が経つごとにグズグズ泣き始める時間が早くなり、泣き声もどんどん大きくなっていきました。

ネントレは親が強い意志を持って、始めたら1週間は新しい方法で寝かせるように

と本に書いてあったので、息子が泣いても1週間は頑張ろうと決めて実践しました。

しかし1週間を過ぎても全く新しい寝かせ方に慣れる気配はなく、むしろ悪化しているように感じました。

抱っこで落ち着かせてから布団に寝かせようとするとすぐに泣きだし、それでも抱っこせずにトントンを続けているとおえつ交じり泣きじゃくる、そしてまた抱っこというループ。

一度冷静になるために泣き叫ぶ息子を寝室に残し、リビングで待機したり家事をしてみたりするものの手につきませんでした。

”息子と自分の為に”と思っていましたが、泣き叫び寝ない息子を見てイライラ…。

しまいには「なんでできてる子がいっぱいいるのに息子はできないの?!」と見知らぬ他のあかちゃんと息子を比べ、寝かしつけがどんどんと苦痛になっていきました。

 

ネントレは誰のため?

”息子と自分の為に”取り組んだはずのネントレがいつしか”自分の為”だけに。

寝ないで泣き続ける息子にうんざりしてため息をついた自分にハッと気付いたんです。

そして泣き叫ぶ息子が「お母さん、なんで抱っこしてくれんの?抱っこしてよー!」と言っているように見えて罪悪感でいっぱいに。

わたしのなかでプツンと気持ちが切れ、息子を抱きしめて自分も泣いてしまいました。

そのあと抱っこで寝かしつけたとき腕の中で眠る息子の顔が生まれたばかりの頃と変わっていないことに気付きました。

「こんなに泣かせてまでひとりで寝かせる必要はあるのか?まだまだ赤ちゃんなんだから抱っこが良いなら抱っこで寝かせよう。」と思い、ネントレをやめることを決めました。

 

ネントレをやめてから

ネントレをやめてからは

ねんねの時間になり、眠そうなかんじになったら寝室へ

布団に寝かせてトントン+子守唄

グズグズしだしたらしばらく様子を見てダメなら抱っこで寝かしつけ

というスタイルにしました。

今(5ヶ月)は寝返りをするようになったので、布団に寝かせてもコロコロ転がりたがってトントンさせてくれません。

横で寝転がって様子を見ているとそのうち泣きだすので、いまは9割方抱っこで寝かせています。

毎回抱っこは疲れるなーと思うことも正直ありますが息子の泣き叫ぶ声を聞きながら耐えるより全然良いです。

以前と比べて穏やかな気持ちで寝かしつけができるようになりました。
(夜中に寝てくれないときはさすがにしんどく感じてしまいますが(^_^;))

ネントレをやめたことで私自身の気持ちに余裕ができたのかもしれません。

息子がもっと重くなって抱っこが大変になってきたらネントレを諦めたことを後悔するかもしれませんが、そのときはまたどうするか考えればいいかなと思えるようになりました。

それにいつかは絶対一人で寝るようになるのだから、あまり色々考えず気楽に構える方が良いと感じました。

 

最後に

ネントレについて色々ネガティブな事を書きましたが、あくまで私には合わなかった出来なかっただけの話で、ネントレ自体がだめとは思いません

実際にネントレに成功してあかちゃんもお母さんも良好な方もたくさんいると思います。

それに本にも

今の寝かしつけで困っていないなら無理にネントレをする必要はない

とあるので、今のわたしには必要なかったという事で納得しています。

わたしは理想としたネントレはできませんでしたが、生活リズムを整えることができた点はとても良かったと思いますし、本には月齢ごとのスケジュールがあるので参考にしています。
(最初はスケジュール見本に囚われすぎたのでそうならないように気を付けながら(^_^;))

ayame
ネントレしようがしまいが、どんな形でも親子で穏やかに過ごせるのがいちばんだというのがわたしの結論です

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ブログ運営者

令和2年5月に長男、令和5年1月に次男が生まれた子育て奮闘中の専業主婦。
育児のこと・使ってよかった育児グッズや日々の暮らしについて書いています。

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